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2019-02-17

大阪ミシンショー2019に行ってきました(感想)

2019年2月15日,16日にインテックス大阪で開催された大阪ミシンショーに行ってきました。ミシンショーはその名のとおり各メーカー等がミシンを展示するイベントです。ただし展示するのはミシンに限らず、裁断機やアイロン、アタッチメントなどアパレル全般に関わります。以下備忘録も兼ねて個人的感想です。館内に写真撮影禁止とあったので写真は載せませんがニュアンスだけでも伝わればと。

島精機

 CAMのデモが分かりやすく。柄合わせって大変なんだなーと。デニムで良かった点のひとつ。コンパクトな自動裁断機が片隅にあり、興味あったけど到底手がでない価格ということは分かり。多分フェラーリクラスの価格。真近でホールガーメントを見れて。ニットの大量生産はホールガーメントが最終回答だと思う。

ユカ&アルファ

 3Dのデモを以前見させていただき、時間もなかったのでスルー。でも人がたくさん。素晴らしいシステムと思います。

JUKI

 言わずと知れたミシンメーカー。最新の本縫いミシンを踏ませていただき。押えの圧までデジタル制御できるとな。Brotherのを買うか迷ってたけどJUKIも良いなぁ。なんとなく社員さんが総じて安定して優等生な感じ。社風と製品はリンクしてると思う。

直本工業

 アイロン展示。チタン製軽!東京から岡山まで歩いた時、足のマメが収まらず泣く泣くリュックの荷物を減らし。たかだか200g程度減らしただけでも全然足の負担がなくなった経験があり。頻繁に使う道具は軽い方が良いという結論に。

ヤマトミシン製造

 ミシンメーカー。ボタンホールミシンのデモがあり。タッチパネルで操作できるがUIのデザインが古いかも。使ってれば気にならなくなるのは分かってても、意外とこういうのが印象に残っちゃうんだなーと自分の感性を理解。

AGMS

 レーザー裁断機ちょっと見たかったけど時間なかったのでチラっと見て終了。臭いと音と消費電力、気になったのは。

ペガサスミシン

 人いっぱい。新人に縫製工程を教えるための社内研修用教材ビデオシステムが。よく理解してないけど限定公開したYouTubeじゃダメなんだろうか。セキュリティ的にアウトなのか。

ブラザー工業

 カンドメミシン50万円ちょっと。頑張れば手が届くか。カンドメはサイズをデジタル制御できないともう無理。本縫いミシン、試し縫いさせてもらったら椅子の位置が低くて押えをヒザで上げたまま縫おうとしてしまった。お恥ずかしい。女性の営業さんが元気良かった。もののけ姫的に言えば女性が元気な会社は良い会社。

ナムックス

 これ見たかった!自動裁断機。E2-1000。家庭用の100Vでも動き、フィルムシートが不要。デモを見た感じだと音も静か。バキュームはあった方が良いらしい。私に関して言えばデニムなので柄合わせは不要、プロジェクタはいらないかと。大きさはビリヤード台くらいか。値段は国産高級車くらい。個人で使えるギリギリのサイズと価格と思います。裁断用の自分がひとり増えると考えれば安いと思う。しかし自動裁断機ってもっと小さくできないのでしょうか…。カッティングプロッターくらいのサイズのがあったら…引越しもしやすそう。

レクトラ・ジャパン

 CAD/CAMがカッコイイ。近代的なデザイン。さすが外資。裁断途中にエラーが発生したらオンラインで対応してくれるそうな。裁断中にエラーが発生するという発想がなかった。考えてみれば普通にありえる。デニム用のCAD/CAMもあり。

小山ミシン商会

「マジックカケ」なるパーツの存在を知り。ネーミングの分かりやすさで売り手の本気度が伝わります。0番手の糸でも縫えるようになるとか。試し縫い。ほえー。小さいパーツながら結構なお値段。海外に真似されそうで怖い価格。買おう。

オルガン針

縫い針の種類ってむちゃくちゃ多くて自分の中でいまいち整理できてませんでした。紙のカタログ全部もらいました。今度からこれ見て選ぼう。

サンコウ電子研究所

検針機を見させていただき。結構小型の検針機もあるんですね。デニムはマチ針使わないのでマチ針混入はないですが、縫い針が折れて…という可能性はあります。ハンディタイプの検針機を持っておけば、折れた針を探す作業が楽になるかも。

その他

イベント

 15日だけは「JUKIの縫製工場におけるスマートファクトリー推進」「中小企業施策について 助成金の活用方法から後継者問題まで」「『これまで通り』は通用しない!デジタルテクノロジーが社会を変える」の3テーマのプレゼンがあり。どれもためになりました。ミシン買うなら助成金を使おう。電子決済は中国並みに手数料が下がれば一気に普及すると思います。pinkoiに出品して海外販売を進めよう。過去にpinkoiの出品申請が却下され。多分写真がダメだったんだと思う。モデルチェンジを完成させて、商品撮影をプロにお願いして、再申請しよう。

所感

こんなに縫製に関するメーカーや会社があるんだという勉強になりました。一日で一気に見て回れるのはとても効率的。何年か前のモデルが展示されていたりしたので、縫製に関する機械は進化のペースが遅いのかも。縫製はAIやロボットよりも人手に頼る面が大きいのが現状。完全自動化は難しいと感じる。特にデニムのような厚物は。 汎用人型ロボットができれば話は別ですが。今後RPAやAIで事務の仕事は大きく減るでしょうから縫製業に転職するのは大いにありだと思います。でもアパレルに興味がある人でも「服は好きだし、デザインや企画するのは好きだけど縫うのはちょっと…」という方が多く。きっと家庭科の授業のトラウマがあるんじゃないかと。私も高校の時にエプロンか何か縫ってその時はあまりのめんどくささとクオリティの低さにガックリきて「二度とミシンは使わない」と心に誓いましたけど。めんどくささとクオリティの低さは結構な割合で機械と道具がカバーしてくれます。それより大事なのはモノづくりがしたいというパッションとそのパッションをキープする忍耐力だと思い。技術は個人差があれど勝手に上達。自分はまだまだ未熟ですが世界で何万人何十万人何百万人(?)が縫ってるわけですからできないわけがない…と言い聞かせています。そして人がやりたがらないけど需要のある仕事というのは、競合が少なくて生活しやすい。とも思います。…ミシンショーの話とずれてしまいました。

 ミシンについては個人的にコンプレッサーが苦手なので、コンプレッサーが必須というだけで購入リストから外れてしまう。なんで苦手か考えたところ、「電気代」と圧を貯める時の「音量」と「時間」。大規模工場ならともかく小規模でやっていくならコンプレッサーはなるべく保有したくないのが正直なところ。コンプレッサー、きっとビルの一室で動かせない…ですよね。

 ミシンショーは毎年開催され、4年に一度海外からも出展がある「JIAM」というイベントになるとのこと。次の開催が2020年5月。行きたい!

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